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昭和的なキャリアは令和に合わない? 30年超、役職定年まで同じ会社に勤めた自分にできることを考えた
新卒で入社した企業に、定年まで勤める。
希望していなかった仕事でも、配属された場所で経験を積んでいく。
所属する会社に、愛着を持つ。
今となっては、こんな価値観は“昭和的”なのかもしれません。
私は、新卒で入社した企業に32年勤めました。
希望しない異動もありましたし、悩んだこともありましたが、その中で一生の仕事にも出会い、役職定年まで走り抜けました。
今の会社に入社したのは、55歳の
就活で大失敗。30歳から実績ゼロで再出発した私が、40代で管理職になった今、思うこと。
就職氷河期の真っ只中に新卒で入社した会社を、たった2ヶ月で退職しました。
理由があってのことではあるのですが、社会人としてのスタートダッシュでつまずいてしまったのは事実です。
それからは、手に職をつけようと、税理士資格の取得を目指して契約社員として働きながら勉強する日々。
しかし20代のほとんどを勉強に費やすも、目標としていた資格を全て取得することは叶わず……。
気づけば、自分の“強み”と
不安も後悔も受け入れてみる。“逆境”と向き合うキャリアの築き方
キャリアの描き方は人それぞれ。
多様性の時代に、自分が思うキャリアを築けるという選択の自由がある一方で、その自由ゆえの不安もあったりするのではないでしょうか。
自分で描いた道を進んでいるつもりでも、
「ちゃんと前進しているんだろうか?」
「もっと別の進み方があるんじゃないのか?」
「あのとき別の選択をしておけば、もっと良い今があったんじゃないのか?」とか。
このnoteでは20名ほどの自社
40代で初めて地元・福井県を出て転職した、“よそ者”にこそできる職場改善との向き合い方
「認めてほしい」「必要とされたい」──
口には出さなくても、誰だって自分のことを認めてほしいもの。
それは、誰しもが持っている承認欲求であり、会社で働く上でモチベーションの源泉でもあると思います。
そんな社員の思いに管理職として応えていくために。私が必要だと考えているのは、社員に持つ力を存分に発揮してもらうための仕組みの整備やお互いの仕事を理解し認め合う風土づくりです。
ただ、職場環境をよ
バンドマン(週6バイトのフリーター)が30代で人事担当に転身したら、同じ“やりがい”を見つけた
20代前半のときの私は、本気でメジャーデビューを狙うバンドマンでした。
練習以外の日は、ひたすらバイトと派遣でお金を稼いで。夜中にスタジオにバイクで乗り付けて練習してとか。
あれから10年以上経った今は、人事担当として、社員の給与を計算する仕事をしています。
自分で言うのもなんですけど、珍しいキャリアですよね(笑)
友人からは「音楽活動やアルバイトの経験って、今の仕事に活かせるの?」と不思
10年追いかけた税理士をあきらめて一般企業に。20代で目標に見切りをつけて30代でキャリアチェンジしても後悔しなかったワケ
私は、夢を諦めた経験があります。
夢が叶わない、と感じてしまったときの選択肢は2つ。
それでもチャレンジし続けるか。きっぱり諦めるか。
絶対の正解はありません。正解かどうかを決めるのは自分自身です。
私の夢は、税理士になることでした。
初めて憧れを持ったのは浪人時代。それから大学生になり、社会人になってからも、ずっと税理士資格の取得を目指して勉強を続けていました。
気づけば10年以上が