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“研究一筋じゃない”研究職のキャリア。30代中盤から始めるマネジメントという選択肢
化学メーカーの研究職というと、白衣を着て、試験管をもって研究に勤しむといったイメージをお持ちではないでしょうか。
私自身も12年ほど、そのイメージ通りのキャリアを歩んできました。
気づけば30代中盤になりました。
研究職は、このまま研究一筋を貫く人がほとんどじゃないかと思います。
でも、私は最近になって、違う道に興味を持ち始めています。
それが、マネジメントとしてのキャリアです。
研究
20代に転職を重ねたのは、嫌なことから逃げるため。人生初の入社6年目を迎える会社で芽生えた“他人本位”という働き方
20代のときは明らかに尖っていました。
自分が苦手な人とはさっさと縁を切って、自分が合わないと思った職場はさっさと退職を決断して。
転職には一切の抵抗がなく、長く続いて3年ほどでした。
主語はいつだって“私が”。
人に親切なことをしたときには、「私が何かをしてあげたんだから、そのぶんお返ししてよ」なんて考えていました……(今思えば、本当におそろしい)。
何でも自分一人の力でできているって