50代の転職で大切にしたのは、マネジメントスキルより、相手を尊重する思い
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50代の転職で大切にしたのは、マネジメントスキルより、相手を尊重する思い

シナネンホールディングス

50代での転職を決断、と聞くと、皆さんはどのように思われますか?

「転職なんて遅い」
「今から成長するだなんて厳しい」
「新しい業界に挑戦するなんて無謀だ」

と言われるかもしれません。

私の場合は、50代にして初めてのエネルギー業界への転職。

もちろん入社前に不安はあったものの、入社して1年半が経とうとする今、自分で言うのもはばかられますが、やりがい、というものを感じております。

実は、これまでも数々の転職を繰り返してきました。自分なりにその一つひとつを糧にしてきたなかで、私が貫いてきた「思い」があります。

正直にお伝えすると、読んでいただく皆さまの参考になるかどうか…、という気持ちもございますが、同じ年代の方々への応援として、そして若手の皆さまに「このような人もいるんだ」と思っていただけますと幸いです。

【今回の社員】

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シナネンホールディングス
経営企画部 部長
唐木 裕司

1988年に大学卒業後、大手保険会社に入社し、企画部門、資産運用部門等を経て、大手証券会社に転職し、金融関連のM&A担当に。その後、金融系コンサルティング会社にて海外展開コンサルティングの実績を積んだ後に、事業会社で新興国の金融子会社のマネジメントを経験。2020年9月にシナネンホールディングス株式会社に入社。グループ会社の経営管理部を経て、2021年7月からシナネンホールディングス株式会社 経営企画部長に就任。


■がむしゃらに金融キャリアを歩んでいった30年間


まずは、今までの33年に渡る経歴をざっくりお伝えいたしますね。

私は昭和63年に大学を卒業し、新卒で大手保険会社にて13年働いていました。情報システム部、財務業務部、企画部等に在籍し、業界団体に出向する経験を経て、当時保険会社の経営危機などもあったため破綻処理という変わった経験もすることができました。

その会社は早い段階からハワイに現地法人を設立して海外展開を進めていたのですが、ハワイが好きだったこともあり、いつかはハワイで現地法人経営に携わることを夢見ていました。

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当時は終身雇用が当然で35歳以上の転職は難しいという風潮があったのですが、ある証券会社から保険M&Aの担当者を探しているというお話があり、思い切って最初の転職を決意しました。その会社では、金融機関や海外企業、事業再生などのM&Aを担当し、11年間勤めました。

ほかにも、金融系コンサルティング会社に所属し、5年間ほど海外展開支援に携わった経験もございます。けれども、やはり金融キャリアの王道といいますと商業銀行ということになるかと思います。私も、3年だけではありますが、事業会社に所属し、新興国の銀行子会社の経営に携わらせていただきました。

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今までのキャリアはすべてスムーズにうまくいった、とは申し上げられないですね。迷いながら進むといいますか、そのときどきの思いに従っていたら、運良くご縁に恵まれたにすぎません。

新しい業界、職場では、実績のない人間が簡単に受け入れてもらえるほど甘くありませんから、毎回手探りでがむしゃらに仕事をしていた記憶があり、学ばせていただくこともたくさんありましたね。

実のところ、シナネンホールディングスに入社する半年ほど前に、家族の介護がきっかけで思い切って退職し、無職だった時期があるんです。

昭和の時代からサラリーマンをしていたものですから、今と異なり介護をしながら仕事をする、というのが考えられなかったんですよね。いつも仕事のことを考えているくらい仕事に没頭していたので、ゆっくり家族と向き合う時間が欲しかったという気持ちがありました。

社会人になって初めて自分のペースで過ごしていたあるとき、突然ご縁が舞い込んだのがシナネンホールディングスでした。


■ずっと心のどこかで公益性の高い会社に憧れていた


正直に申し上げますと、50代での転職は不安ではありました。

けれども、金融業界に長年いる中で利益重視の業界ではなく、公益性の高い会社で働きたいとずっと憧れを持っていたんです。生活に必ず必要なものを届ける会社で働けるのであれば、こんな素敵なことはないと思っていました。

面接の中で、環境問題や組織改革と真摯に向き合い、よい方向に変えていこうとする信念がひしひしと伝わってきましたので、この会社なら充実した仕事ができるのではと感じましたね。

社長の山﨑からも「その柔軟性の高さ、財務の経験を活かしながら力を貸してほしい」とのお声をいただき、入社を決断いたしました。

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最初はグループ会社の経営管理部に配属となりまして、2021年7月からシナネンホールディングスの経営企画部長を拝命いたしました。経営企画部では、経営戦略チーム、広報IRチーム、マーケティングチームの3つのチームを管轄しています。

エネルギー業界の老舗企業と聞くと、「敷居が高い」、「新卒でないと入社しにくい」ようなイメージが強かったのですが、当社ではそういったことはないように感じますね。社是に「楽業」という言葉があるように、仕事を楽しみながら、会社の内外問わず、人付き合いをする精神が根付いているのかもしれません。

実際、社員が気軽にディスカッションできるように風土改革もされており、中途で入社した私からしますと、もともと多様性の高い会社のように思うんです。私自身も決して多様性を語れるほどの人間ではないのですけれども、多様性がありつつも「あえて多様性を認めよう」と唱えている点が、この会社の好きなところですね。


■多様な方々と接するなかで自然と芽生えた「相手を尊重する思い」


過去にはきつい職場で働いたこともあるのですが、自分自身がきつく言われて反発し強くなる、というタイプとは真反対なんです。

何回も転職を経験しているため柔軟な性格になりましたが、年齢が浅い頃は「自分が正しい」とこだわりを持つこともありましたね。若いときにはイライラをおさめるためにカルシウムを取ろうとして小魚を片手に仕事をしていた時代もあるんですよ(笑)

けれども、やはり相手を尊重し、相手に力を出していただいた方が上手くいくことが多く、結果的にも双方の気持ちとしてもいいな、と思うようになっていきました。

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なぜこのような考え方になったのかは自分でも良くわかりませんが、長年のキャリアの中で様々な業種や国籍の方と接する機会に恵まれ、文化、仕事の仕方、考え方の違いを肌で感じるうちに、知らず知らずのうちに心のキャパシティが広がったからなのかも知れません。

よくある話で、上司が部下に仕事をお願いするにしても、それが「命令」であれば反発を招くこともあるものです。私も過去にはお互い主張し合ってしまい、結局失敗してしまった経験もございます。

もちろん、上司としては任せ過ぎてはいけませんが、まずは、相手を尊重し、相手が納得していただけるように真摯に伝えること。それが一番大切なことだと思っています。

年齢を重ねていくうちに、そのような思いを持つようになったこともあって、シナネンホールディングスの面接でも、代表に柔軟性の高さを評価いただけたのかな、と感じています。


■会社・チームがよりよくなることが最大の生きがい


経営企画部長になってまだ5か月ほどなのですが、経営に携わるということは誰よりも会社のことを知らなければなりません。また、人脈もなければ務まらない仕事だと思っているのですが、正直まだまだだと思っています。

この歳で勉強というのも恥ずかしいですが、やはり「努力」は大切です。いくつになっても謙虚に、分からないことは自分から学びにいきませんとね。特に私なんて50代にして初めての業界ですから、人一倍勉強しようと心に留めています。

ただ、私にとっては、会社・チームがよりよくなることで、組織とともに自己成長を感じられるのが喜びなんです。ですから、チーム全員の意見や思いに耳を傾けながら、一人ひとりが十分に力を発揮できる職場づくりも続けていきたいですね。

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今の目標としましては、この先の当社創業100周年に向けた成長の筋道をつくり、次の飛躍を叶えることにあります。どのような策を練っていくかは、まさに経営企画部長としての腕の見せ所だと思いますので、ここはぜひとも自分の力を発揮していきたいです。

50代だからどうするということはありません。人間いくつになっても、自分の思い一つでどうにでも人生は変わっていきますから

私にとっては今この瞬間も道半ばです。相手を尊重する思いを忘れずに、自分と一緒に働いている皆さんと一緒に、毎日一歩ずつ成長していきたいと思っています。

(終)


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「エネルギーと住まいと暮らし」のサービスを展開する、シナネンホールディングス株式会社です。 変革をむかえるエネルギー業界で、戦う社員の姿をお伝えします。